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フラッシュプレス修理その2

昨日の続き
まず、パイプ受部分の鋳物の欠けた部分を溶接します。
鋳物の溶接は、普通の鉄用の溶接棒では付きません。
鋳物専用の溶接棒を使います。
実はこの鋳物用の溶接棒はめちゃくちゃ高い。一般鉄工用の100倍くらいします。
溶接棒は普通に溶接すると溶接棒の直径くらいの深さくらいしか付かず、
奥の方が付かないので、厚いものを溶接するときには接着部を溶接棒が芯部まで付くように
開先研磨(いわゆるPBボードのVカットと同じ)をします。
それでは溶接します。

鋳物の溶接は連続すると(理由は分かりませんが)うまく行かないので、3秒くらいづつ休み休みに行います。
これは自分の方法で専門の方が見ておられたら、ご教授願います。
溶接ができたらパイプを通して異常がないか確認します。

問題ありません。
次に角パイプのベースを溶接します。今度は一般鉄工用の溶接棒を使います。

これで出来上がりです。
お客様にアポを取って現地に取り付け無事終了です。
お客様、お待たせしました。
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