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修理品の症状について その2

風邪を引いて病院に行って問診の時に
「風邪を引きました。」
と言うと、医者が
「それは私が言うことだ。」
なんて話があります。
医者は病名が知りたいんではなくて、症状が知りたいからこういった台詞になります。


修理も症状を伝える時に故障原因を書かれると原因が違う場合に手間取って
余分に部品を替えてしまったり、部品の再取り寄せするために納期が掛かってしまう場合があります。
そのためにも「通電しない」のを「断線」と書いたり、
(断線は中の回路が切れても断線ですが、露出している部分限定とは限りません)
エアが漏れているだけの理由で「パッキンが逝かれた」なんて書かずに
「通電しない」「たまに通電しないときがある」
「排気口から時々エア漏れ」「打ち終わった時にノーズからエア漏れ」
など、できるだけ正確な症状を書いていただきたいと思います。
よく釘打機の「アタマからエアが漏る」と言われる方が見えますが、「アタマ」の位置が人によって違います。
特に修理される方には使用者の顔もイントネーションも見えていません。
機械の部分は第三者が分かる名前で書いていただきたいので、図を添付しておきます。


その他の症状例
「モーターが焼けた」ではなく「力が弱い」「カーボンの火花が大きい」
「ベアリングが逝かれた」ではなく「回転が重い」「モーターがロックしている」「異音がする」
など、修理屋のわがままですが、ご協力お願い申し上げます。
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