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中古自動溝突の特別仕様その1

先日、引き取ってきた自動溝突は、以前欲しかった方から、決まらないままの件がありまして、
その時は中古機械屋からの仕入だったため、見積金額が高くて決まりませんでした。
今回は中間業者がなく、塗装なしで処理すれば、半額以下で出せるので、最低限の手入れをします。
錆びている定盤の錆を取って、テフロン仕上げします。

刃物のカバーの取っ手部分が破損していたので、代品に取り替えます。

表側にはノブスターを付けます。

送りローラーと外部は、いつもの洗浄剤で洗って、試運転して異常ないことを確認してお客様に電話しますが、
前回は代替わりした先代からの見積もり依頼だったんですが、息子さんに棟梁が代わっているので
息子さんに一から説明します。
「お世話になります。以前お父さんが欲しがっていた自動溝突の格安中古品が入荷しましたが、如何ですか?」
「それって、どんな機械なの?」
「傾斜盤に自動送装置が付いたもので、溝切作業や挽割り作業が安全にできます。」
「よく分からないので、お父さんと相談します。」
翌日電話が、
「昨日の機械今から親父と見に行きます。」
とのことで30分後、来店されました。
「どうやって使うの?」
「これがスイッチで実際に動かすとこんな感じです。」
実際に入れてみると合じゃくりができるようになっているために、挽割りの時に定規の窪みに引っかかるが
定規の高さがないので当て木ができない。

続く