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ステン羽根定規ができるまで その1

コンスタントに売れておりますステン羽根定規。
そもそもこれを商品化するまで紆余曲折がありました。
今から30年以上前にリョービから小穴カッターの定規が使える業界初の造作マルノコが発売されました。
それまで、アルミベースのマルノコすらございませんでした。
(厳密には40年くらい前にアルミベース製の380mmの大丸はありました。)
その造作マルノコはアルミベースが初なら2本差し定規も初なんですが、
定規の薄いのも初でしたが、このことに一切着目されず、
すぐ後に日立からアルミベースの造作マルノコC7Bが発売されて、2本差しも薄定規も忘れられていました。
当時はスポット溶接のグラグラ定規が付いていましたので、一部では「ゴミ」とも言われており
「もっと、しっかりしたコアなカッターみたいな二本差し定規が使えるマルノコがないのか?」
と、言われ続けて数年後、二本差しができるC7B2が発売されました。
C7B2の二本差し定規は定規面が平面ではなく、段違いになっていました。

理由は当時主流の無垢材の挽割りで挽割り中に材料が開くため、定規が平面だと材料が刃を押さえてしまい
きしんだり、モーターが無理をしたりするので、それを回避する目的だったんですが、
一般的な差し方と逆の右差し仕様だったため、左差しをされる方は
「使いにくい」とか「何かおかしい?」
などと言われ、当店では対策として定規のバーを外して上下逆につけて、左差しに変更しました。
ほとんどの方に行ったような気がします。
やがて、マキタからも二本差しが発売されたんですが、マキタは独自の方式で
定規にスライド式の当て板を付けて左右兼用にしましたが、

前しか当たらないので、新建材を挽割るときに使いにくく、意外に不評でした。
それに遅れてリョービが数年ぶりに造作マルノコを発売します。
続く