それでは先週の解答です。
先週の問題はこの大入ルーターを納品し、その説明の際に
「あっ！」
と、声を上げてしまった理由でした。
実はこの大入ルーターは最近ほとんど流通しておりません。
担当営業マンは初の注文だったようです。
所長も久しぶりの注文だったために、この機種特有のことを忘れていたようでした。
実は大入ルーターには地域性があって、アリの底辺が45mmと48mmがあります。
カタログには特に表記がなく、お客様に合わせて必要なアリの刃を営業所が設定するようになっていました。
そのため、基本の梱包の中にはアリの刃が入っていません。
お客様の希望に合わせて必要な刃を付属させなければいけなかったんですが、
それを営業所がうっかりしていたようです。
担当営業マンは初めてなので全く知らなかったようです。
当方も、そんなことは夢にも思っていませんでしたので、何も考えずに開封説明したものですから
声を上げてしまいましたが、念のため説明書を確認するとアリの刃は通常付属品だったため、後日納品となりました。
地元では大昔からアリの刃はすべて首が30mm長さ30mm開きが3分の48mmを使用しています。
地元の大工さんに確認すると
「2分半よりも3分の方が墨付けしやすいだろ。」
と、言われます。
逆に45mmのアリビットを使うのは逆の意味でサシガネをメートル目で使っているのではないかと思われます。
メートル目ならサシガネで老眼には微妙な9mmで墨付けするよりも5mmと10mmの中間の7.5mmの方が墨付けしやすいのかもしれません。
と言うことで今回の正解は「アリの刃がついていなかった。」が正解です。
本当は「あっ！」ではなく「アリ〜？」と心の中で叫んでいましたが・・・（これだと問題になりません）。
明日はあるなしクイズです！
