お客様から電話で
「ドリルのカーボンから火がようけ(三河弁でたくさん)出るのでカーボンが悪いと思うけどあるか?」
「モデルは分かりますか?」
「えすえっち2は読めるけど、その前は分からん。」
「だったら、BUW−SH2ですので、カーボンブラシは06になりますが在庫がないようです。」
「じゃあ、また持ってくわ。」
数時間後、持ちこまれて、翌日部品(カーボンブラシ999006)が入荷。
早速蓋を開けます。
まず、クサビの鉄板を抜きます。
アリに入っているブラシホルダを外に叩いてフリーにします。
カーボンブラシを見ると長さが短いし、スプリングが焼けています。
とにかくカーボンブラシは長さよりも電流をきっちりアマチュアに流しているか?が大切。
カーボンブラシを交換して試運転するが、
火が大きい?コンミテーター(ブラシが当たる部分)がただれているので、念のため研磨して再度回すが
やっぱり火が大きい。
結論としてモーターが焼けています。
お客様には事情を説明して、カーボンブラシ代だけ頂いて、修理しない方向で決着。
もっとも部品はございません。