先日の展示会のことです。
リョービのマルノコで塗装＋シールのベースにはイマイチ問題があります。
・剥がれるとゴミが入って持ち上がるので、そのまま使えない。
・剥すと下地が塗装のためすぐに剥がれてアルミの素地が出て白木の上を切ると薄い鉛筆で書いたような痕が残る。
元々リョービはアルミダイキャスト技術がトップクラスの会社である。
その昔リョービの前身であった東和電器が廃業に追い込まれた時にダイキャストの下請けであるリョービが引き継いだ会社である。
それだけにベースの仕上がりは自社生産の日立や日比野工業に依頼しているマキタよりも品質が良い。
そのためメッキの掛かりも良い。
それだけに塗装するのは惜しい。
そこでメッキベースのマルノコを探して頂いたら、まだ少しだけ在庫があったようである。
165ｍｍの電子マルノコと電気マルノコおよび147ｍｍの電子マルノコと電気マルノコをあるだけ全部注文した。
ところが、165ｍｍの電気マルノコだけ、担当営業マンが
「このモデルは聞いたことがないので、間違いだと思うから確認します。」
とのこと。
しばらくして、聞いたことのないモデルが実は存在していた機種だった。
従来のマルノコと違う部分が一か所だけあったんですが、それがネックでしばらく考えて・・・。
「ごめんなさい。そのマルノコだけすべてキャンセル願います。」
と、即効で断ってしまいました。
それでは問題です。
今回断ってしまったせっかくのメッキベースの165ｍｍ電気マルノコ。
どんなことが原因だったのでしょうか？
解答は、また来週！
