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次回新作予定のはずが

以前、少しだけ話を触れましたが、次回に向けて替刃式の鏝鑿を計画しておりました。
考え方は至って単純な話ですが、狙いはリフォーム関係。
刃物研磨機はリフォームで傷みやすい鑿の刃物研ぎ用。
入隅カッターもリフォームでのフロア貼り増しの一役に。
3分5厘の首切鑿も同様であります。
それでも、さらにあると便利なものとして、廉価版の鏝鑿があれば・・・と何か考えた末に
替刃式にしたら?
メリットは
1.刃が欠けやすいので、替刃式が便利である。替刃式でも再研磨できる。
2.一つの柄で幅の違う刃物が使える。
3.裏返しに付ければ逆鏝鑿、それ以外に横向きや斜めでも可能か?
4.価格も安くできる。


基本は敷居の突き止め修正用の6分で、
さらに両隅を突く寸四の替刃があれば、一通りの作業ができそうな気がする。


と言うことで、ある鑿製造会社に問い合わせると前社長に話を伺って頂けた。


事情を話すと二つ返事で試作品を作って頂けるとのうれしいご返事を頂き、
数日後には試作品が届く。
若干変更しなければいけないところがあるが、変更後はこんな感じ。

ある程度の数量を発注した場合の見積もりを依頼したのが今月初め。
ところが先週末になっても未だに返事がないので、代理店に電話をすると
ひょっとしたら既製品化されるかもしれないので、すぐに返事が出ないらしい。
でも既製品化ってことは、良く言えば、案が認められたということであるが、
悪く言えばパクリとも言える。
どちらにしても、鑿製造会社にお願いしなければできない商品なので、今後を長い目で見ることにする。
とりあえず、こちらに記せば証拠になるので、一手押さえて皆様に証人になっていただきます。