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ハイローとコーススレッド

プラスターボード用のロール連結ネジは、現在ほとんどのメーカーがハイローネジである。

ハイローと言うのはネジの高い山と低い山の両方があるという意味である。
ところが同じ条件だと木下地に対してコーススレッドの方が入りやすいらしい。

コーススレッドはハイローの低い山がないだけの違いである。
その低い山の摩擦抵抗があるためにハイローの方が入りにくくなっている。
それなのにハイローは増えた理由は
1.見た目が入りやすそうに見える。
2.軽天でもある程度使える。
1は分かると思いますが、2のどうしてハイローが軽天に使えてコーススレッドが使えないか?
それは軽天材が薄いからである。
鉄板が薄いためにネジ山がコーススレッドの場合1枚しか利かない。
1枚しか利いていないものを強引に回すとネジが飛んでしまう。
ハイローは高い山の180度反対側に低い山が利くためにある程度軽天材に対応できる。
ちなみに専用の軽天タッピングネジは

コーススレッドのように見えるが実は低い山が2本の二条ネジで言い方を変えるなら「ローロー」ネジである。
その言い方をコーススレッドに当てはめると「ハイノー」ネジと言うべきか?
コーススレッドはネジ山の筋”スレッド”が粗い”コース”という意味らしい)
よく間違えられる普通のタッピングビスは

ハイとローの中間くらいのネジ山の一条ネジになります。