この時期になると、毎回昔話をしてしまいますが、
父が開店当初は大工さんのほとんどが大晦日の午前中に片づけをして、
お昼に酒をみんなで酌み交わし、本来なら翌月に12月分の日当を払うところを
お正月色々とお金が必要なので31日に日当を払って、そのまま当店に支払いに来る方が多かったようですが
他にも回るところが色々あるようで、最後に当店に来る方は8時や9時は当たり前で
酔って、支払いしながら完成の目立ての鋸とこれから行う鋸を入れ替えながら
話し込んで除夜の鐘の音を聞くことが、普通にあったと伺っております。
私が入店当時は大晦日の午後8時まで営業しておりました。
もちろん大晦日の閉店目際の滑り込みが毎回ありましたので、なかなかこのシステムは変えられませんでした。
そのため、棚卸は元旦に行っていました。
店の模様替えが必要な時は1月2〜3日に行いました。
それがいつの間にか、職人さんもサラリーマン並みに早めの休みに入るようになり
元旦の棚卸からは解放されました。
と言うことで本日は最終営業日ですが、営業は12時まで。
閉店後、シャッターを下ろして、休日の貼り紙をして、
昼食後、銀行に行って、戻ってから末日締め切りの請求書の処理をして、
時間が余れば、棚卸を前倒しします。
他に店の前の舗装が一部欠損しているので、休みのうちに補修したいし、
まだ仕事以外の年賀状も書いていない。
まだ2016年は終わりません。
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