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日立旧スライドマルノコ修理

この日は日立スライドマルノコC7FSHLが持ち込まれました。


症状は
1.回転テーブルのストッパが効かない。
2.スライドが重い。
まず、回転テーブルの裏側を確認します。

途中の細い棒は正常に前後に動いていますがしっかり締まりません。
よく見るとグリップのオネジの谷間に石膏のカスが溜まって気持ちよく奥までねじ込めなかったようで
掃除をしたら一発で奥まで入り回転も気持ちよく止まりました。


次にスライド部分です。
最悪ボールブッシュを交換しても良いと言われましたが、今回は交換するほどでもなく

中の天井側のツブツブのものを取り除いて気持ちよくポールが動くようになりました。


最後に組み立てる時、ネジが1本空転して使えません。
よく見ると、このネジは普通のネジではなくタッピングネジ。

タッピングネジとは下穴を開けた後にネジを切っていないところにネジを切りながら(タッピング)締めるネジのことを言います。
タッピングネジ(タッピングビス)の意味を取り違えないでください。
今回は、普通のM4のネジに交換して終了。