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「聞かない方がよかった」x2

本日は、初のナイター展示会です。
でも昨日は普段通りの業務。
朝イケメンの若い正社員大工Aさんが来店する。
必要なものを番頭が出す間に6年前のことを思い出してしまったので、その時の話をする。
「実はA君の親方が亡くなった日、親方から『この前直してもらったコンプレッサーを回すと頭が痛くなるので見てくれ!』と電話がありました。自宅兼作業場に付くと誰もいなかったが、コンプレッサーはあるので、回してみたけど音がおかしいとは感じなく、一人でいると思われる玄関のチャイムを鳴らそうと思ったらA君が見えたので『コンプレッサーは悪くないと思いますが?』と言うとA君は『ならいいんじゃない。』と言われて親方を呼ばずに帰ったんです。」
「えっ!何となく覚えているけどあの日でしたっけ?」
実は、それから誰も親方に会っておらず、翌朝親方の娘さんが合鍵で開けて入ったら親方が冷たくなっていました。
「この話は先輩の大工さんにしか話していないので、それ以外は誰も知らないと思いますが、自分が親方を見殺しにしたみたいで心残りになって・・・。A君がいなかったらチャイムを押していたんですが。」
「この話聞かない方がよかった・・・・。」


夕方、ある職人Bさんが見えました。話の中でBさんの奥さんの実家の話になって
「ウチのカミサンの実家は△△町の〇〇(私の自宅の近所の会社)で、」
「それって、Cさん(お互いに取引のあった今は亡き某建築屋)のすぐ隣に倉庫があるところでしょ。」
「そうそう。」
「今から30年くらい前の話だけど、その建築屋さんに納品に行くとき、手前で〇〇の車が止まっていて、その向こうでCさんの末っ子が自転車でふらふら走っていて、自分は納品後すぐに店に戻ったんですけど、次の日の新聞に〇〇商事の車が先ほどの末っ子を業務上過失致死に至らせてしまったことが書いてあったんですけれど・・・。確か運転手は息子さんと聞いていますが・・・。」
「そんなような話は聞いたことがあるけど・・・それだったらカミサンの父か叔父だ。でもこの話聞かない方がよかった。」


口は災いの元。今後の反省にします。


それでは、本日ナイター展。
楽しく頑張ります!