先週の土曜日の閉店直前の午後7時45分ごろ
自動カンナの修理品が持ちこまれました。
症状は、回転音が悪いとのこと。
手で刃物を回すと主軸は異常なさそうなので
原因はモーターのベアリング不良の可能性が極めて高い。
待っている間に直してほしいとの希望であるが
1時間以上かかりそうなので、いつ使うか尋ねると
月曜日に使いたいとのことなので、日曜日に引き取りに来られるとのこと。
翌日、シャッターを閉めたままの店舗の中で暖房を効かせて
横着な修理を行う。
今回のモーターを外すにあたり
取り付けてあるモーターハウジングは送りローラーの奥にある。
そのため送りローラーを外さないことにはベアリング交換ができない。
外すべくローラー奥のネジは1本紛失し
別の1本は抜けすぎてゴムローラーの上を擦っていたため
ローラーの一部が削れていた。
手で回すと動かないモーターのベアリングを交換して
送りローラーを元に戻す。
下からスプリングと一緒に入れるため、
先にスプリングをグリスで上に固定すると楽である。
ベアリングを受けているメタルの押さえ板を止めるネジ穴が
1か所つぶれて入らない。
タップを切りなおしたいがTハンドルが当たって回せないので
Tハンドルの代わりにドリルチャックで挟んでそれを手で回す。
プーリーのベルトも切れる寸前だったので新品に交換した。
試運転を行い。無事日曜日に引き取っていただいた。
終了後、母の病院に行く。
その日は珍しく、言葉が理解できた。
しかし、息子がだれかわからないようであった。
残念!