今回はガンで使うタイプのことではなく
本体のみで使えるウレタンスプレーの話である。
ガンで使うタイプは、普通遅効性のウレタンであるが
本体のみで使うウレタンはなぜか即効性が使われている。
そのため、一度使いだすとノズルに残ったウレタンの硬化が始まるため
基本、一気に使わないと使えなくなってしまう。
以前は「倒立使用」と書かれていたものを販売していた。
倒立使用タイプは本体正立で出すとガスしか出ないので
本体を逆さまにして使う。
理由は、途中で作業を中断するときに正立してガス抜きすることにより
ノズルで硬化してしまうウレタンを取り除くことができるからである。
ところが、流通業者や販売員にこのことを知らない方が多いので
「全方向使用可能」タイプが主流になり、
いつのまにか「倒立使用」が消えていった。
もちろん「全方向使用可能」タイプはガス抜きができないので
「使い切りタイプ」である。
改めて在庫のウレタンスプレーを見ると
ん?
どういうことか確認すると
これを
こうすれば1か月くらい持つと書いてあるが、1か月は嘘くさい。
でも使えない機能ではないので、明日から営業ネタに使わせていただきます。