昨日も母の病院に行きました。
病室に入ると母は眠っておりましたが、声を掛けると目を覚ましたんですが
特に反応はありません。
ただ毎回舌が硬直しているのか呼吸困難になっています。
息子が分かったからなのか?真実は分かりません。
隣のベッドの伯母は今回酸素マスクを付けていました。
さすがに90歳を過ぎていますので呼吸能力も落ちているでしょう。
未だに二人とも義兄弟同士同室で寝ていることは理解していないでしょう。
それでは、図々しく難しい問題を皆様方に投げつけて恐縮しながら
先週のまとめをさせていただきます。
***刻みで構造材を加工する際、檜の方が刃持ちが悪い理由***
・檜も米松も同じ針葉樹なので硬度や無機質量は変わらない。
・米松は芯去り材を使うため乾燥する前に刻むが檜は芯材を使うために芯割を入れて乾燥させて芯割が開いてから使うことが多い。
このことから、乾燥材の檜の方が刃持ちが悪いのではないか?と言うご意見を尊重したいと思います。
プレカットでは米松の乾燥材を使っていますが、元々年輪が粗い軟らかい素材であるし
もともとKD米松が基本なので比較対象がないからいいのかな?
と思ったりしていますが、金物工法だとホワイトウッド集成材を使うので
もっと条件が悪いでしょう。
たまに米松集成材を使うともっと刃物が悲惨なことになっているでしょう。
同じ集成材でもボンドが黒いフェノール系の接着剤を
大入れルーターで刻んで見える方がおられましたが
接着剤のところで火花が出るそうで、
しかも2か所くらいしか刃が持たないと言われました。
高速回転の刃物はいくら超硬と言えども、
削っていると言うよりも擦っている使い方ですから
刃持ちが悪いのは致し方ないでしょう。
逆にヤスリで削れる程度の硬さであるカクノミや木工ドリル刃は
擦らずに確実な粗い削り屑を排出しておりますので、
ルーターより軟らかくても刃持ちが良いようです。