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再:固定定盤自動修理

昨日の4時ごろ知らない番号から電話が

「〇〇工務店の〇〇です。自動鉋の上下が動かないんですが。」

数年前に中古の機械を収めたところの設計の方でした。

社長不在だったため、直接連絡がありました。

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「上下が動かないとなると、まず上下のリミットが怪しいので確認してください。」

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「それではなさそうなので次に材料の上に乗る挿入側のローラーと排出側のローラーが

上で引っかかっている可能性があるので確認してください。」

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「これも異常がなさそうなので、インバーター不良の可能性が高くこれ以上は見ないと分からないので伺います。」

結局、1時間かけて現地に向かう。

早速インバーターを確認します。

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インバーターは二基あり、今回の問題側は向かって左。

案の定、デジタルが出ていない。

本来ならモーターを回す周波数が表示されるはず。

右側はモーターが回っていないので「0Hz」

左側は電源が入っていない可能性もあるので蓋を開ける。

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入力電源は入っていました。ですから、この部品不良でほぼ確定。

ちなみに交換部品は定価で11万円します。

在庫を確認するとマキタの本社にあるとのこと。

ただ、インバーターの場合、

1.その機械用にデータを入力しなければいけない。(普通は出荷前に行う)

2.当然新型のインバーターに変わるため変更配線図が必須。

3.取付位置も違うために取り付け図面が必要だが(いつも無視して付けています)

配線のコードの長さも足らなくなるので、予備のコードを忘れないように持っていく。

後日正確な納品日確認後、見積もり&修理日を確認することにして本日終了。