決して廃棄依頼ではない。
昨日の修理依頼である。
すべて当店の販売したものではない。
他の販売店に持っていけば、即お断りか、メーカーに行ってから
「部品補給中止のため返却」だろう。
都合の良い話って言えば、間違いではないが、いい意味で期待を掛けられているから
良い意味で請けなければいけない。
でも、メーカーに出して修理中止なら楽であるが、
自分で分解して原因を調べて、その部品が無いと元に戻して無償である。
修理する手間の半分くらいは掛かるから、修理工賃の半額くらい頂いても
バチが当たらないと思うんであるが、支払う側からすれば
「何でやねん?」
と言われて仕方がない。
でも逆に大工さんがお施主様から修繕工事の依頼があって、
床なり壁を外さないとどこが悪いか分からない時、
即興で見積もって予算を言った時に、
「そんなには掛けられない!」と言われたら困ると思います。
だから、廃棄寸前の機械の修理はお金が掛けられない。
お金が掛けられないと言うことは見積もり手間も掛けられない。
とうぜん簡単な修理しかできないので再修理の可能性も高い。
再修理になるといくら安く行っても
「この前直したばっかりなのにすぐに壊れた!」
とクレーム。
だから、何でもメーカーにお願いする販売店が羨ましい。
愚痴はこれくらいにしてタダ働きではなく、信用を稼ぐ仕事のつもりで頑張ります。