昨日は予定通り午後一から固定定盤の送材ベルト交換。
であるが、出かける前に別のお客様から
「ウチの固定定盤の左は上下するけど右が上下しない。」
「昼一に〇〇建築さんに固定定盤の修理予約が入っているのでその後に伺います。」
と言うことで、まず一件目。
幅500mmある緑のエンドレスベルトを交換する。
シンクスの場合は送材ベルトが入っているフレームをごっそり後方へ抜いて
そのフレームの手前軸を抜いてベルトを横に抜く。
当然一人では無理なので、お客様にお手伝い頂く。
写真を撮っている間もなく2件目へ
こちらは飯田工業のFX541RCであるが、お客様の話では第一号機らしい。
状況確認するために正面の「FORTE」のパネルが開けたいが
小道具の棚とその中身がギッシリあるため、片づけから始める。
片付いたのでパネルを開けるがFORTEの奥にあるギヤモートルは異常なし。そこからチェンで左右のフィードスクリューに回転を繋げているが
フィード手前の横軸は異常なし。
でもフィードスクリューは左が回って右が回らず。
と言うことは消去法で右ウォームギアが逝かれた可能性が高い。
右側の扉を開けようと思うが外径200mmの集塵管が邪魔して開かない。
この日は土曜日なので詳細を確認できないが
仕方がないので本体をホイストで吊り上げて扉を開けて扉を外す。
構造を確認するがおそらくギアボックスはアセンブリ交換だと思われる。
ただこのギヤボックスは本体の半端ない重さの荷重が掛かっているので
一人ではできない可能性もある。
とりあえず、この日の修理は無理なので続きは月曜日に飯田工業と相談する。
実はこのお客様先日プレスのウォームギヤ交換のお客様。
続くときは続くものである。