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領収書

毎日、メール等で遠方からご注文を頂き、皆様方には感謝の意を表します。

その中で「領収書発行をお願いします。」が付けくわえられることもあります。

メルカリやヤフオクなどでは

「領収書は発行しません。」

と書かれた出品者がありますが、これは脱税の可能性が高いです。

この場合、買ったときの証拠が残っていますので、それを控えておけば

立派な領収書の代わりになりますので経費として計上できます。

これを税務署が怪しんで調べれば出品者の脱税が暴かれますので

買われた方は、何もなく、打った側だけが裁かれます。

当店のところでよくあるケースが発送後に

「領収書発行願います。」

の連絡を頂くことがあります。

言わなくてもわかると思いますが、依頼側は二重発送を要望しておらず

屁理屈を言うなら領収書を発行するだけで、次回何か送るときに

同梱してもOKと言う意味にもとれますが、そんな方はいないでしょう。

空気を読んで郵送しますが、こんなことがないように領収書の依頼は

発送前にお願いします。

当然「領収書を同梱願います。」としていただきたいですが

ここでもう一つ問題なのが運送便に信書を入れることが法で禁止事項になっています。

信書と言うのは証明書のようなもので請求書や納品書もNGらしいです。

そのあたりも空気を読んでください。

領収書は経費で落とすための有効手段ですが、

経費の解釈も間違っている方が多い。

支払ったお金が経費と思われている方がみえますが

正しくは発生した費用が経費になります。

領収書はあくまでもその証拠にしかすぎません。

例えば、12月20日に2000円のチップソー伝票(後日払い)を買ったとします。

買った時点ではチップソーを消費していませんので経費になりません。

これを翌日マルノコに取り付けて刃を消耗させたとしますと

購入したチップソーが消耗しましたのでこの時点で経費となります。

(まだ支払いはしておりません。)

年明けの10日に代金を支払っても消費したのは前年のため、前年の経費となります。

金物も買った場合も同様で在庫で残っているものは経費になりません。

昔からよく聞く話ですが、

「自分の倉庫を借金で建てた時、その返済金は経費にならないが利息は経費になる。」

と言われます。

確かにそうなんですが、こういう方は

「なんで返済金が経費にならないんだ!」

と言う意味を込めて言われているのがおかしいです。

借金した時に借りたお金が利益になるわけではないので

そのお金を返しても経費にはなりません。

ただし建てた倉庫の減価償却費が立派に経費になりますので

税法上、損をしているわけではありません。