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木製の水門

昨日は昼から予約していましたマキタの直角二面カンナのベルト交換に行きました。

その修理間際に某建設会社の監督さんから電話があり

「自動を使うので支給刃を交換してほしい。」

との依頼。

と言うことで帰り道に立ち寄る。

自動(固定定盤ですが)の刃を交換しようとすると

知らない大工さんが隣の直角二面カンナの後ろ定盤をいじっていました。

「どうされました?」

「頭しか削れないので定盤があっていないと思うから。」

と水糸を張って通りだしをしていましたが

頭しか削れないなんて聞いたことがありません。

今回は建設業なんですが木の水門を製作するために8寸角くらいの材料を

木取っていました。

営業品目|鍛治賢工業株式会社 (kajikenkk.jp)(その会社のHPです)

そんな重い材料の後ろが削れないなんておかしいと思い横軸の刃物の高さを確認すると

後ろ定盤よりも明らかに低い。

刃が後ろ定盤よりも低いと削った部分が少し持ち上がってしまうので材料が刃に当たらなくなります。

本当はこんな時は刃の調整をし直すのが普通ですが

面倒なので今回は後ろ定盤を下げて終了。(後ろのハンドルを2回くらい回しただけ)

「そんなことをしてもいいのか?」

と言われましたが、一度削ったら何も言わなくなりました。

電気カンナでも同様ですが後ろ定盤面よりも鉋屑一枚刃が出ていないと削れません。