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電子正準 その1

本日レーザーの修理完成品が届きましたが

今回は電子正準式。

そのため、調整に少し時間がかかります。

電子正準式は他社ではセンサー式とも言いますが

水平センサーと言う水平の時にOFFで傾斜するとONになるスイッチがあり

傾斜したときに本体のジャッキのモーターを回して補正する方式のことである。

逆に従来品はジンバル式と言われレーザー発光部を振り子で吊って

止まるのに時間がかからないように磁石の間に銅板を入れて

発電した電流をショートさせることによって非接触で振り子の動きを重くし

すぐに止める方式のことである。

すぐ止まる原理はマルノコのブレーキと同じ方式になります。

調整で面倒なのは本体を置いてからレーザーラインが停止するまで5~10秒掛かり

縦ラインを下げ振り糸に合わせる際も停止まで5秒強かかります。

と言うことは使用者は手を放してから5秒間は信用してはいけないということ。

さらによく見るとフェイントを起こします。

例えば補正時に水平レーザーが3秒間上がって一時停止しますが、その2秒後くらいに

下に下がって停止しますが、それは最新の機種の話。

10年くらい前は3秒くらい上がって一時停止しその2秒くらい後に下に下がって

また一時停止しその2秒後に上がって補正完了するので

一度触ると10秒くらい待たないといけません。

気の短い方にはお勧めできません。

続く