昨日遠方からMAXの修理が持ち込まれました。
MAXに修理依頼をしたら修理できないとのこと。
症状は20気圧を過ぎるとレギュレーター付近からエア漏れがあり
それ以上上がらないので、満タンにならないとのこと。
この場合は減圧弁の不良の可能性が高いが
最近なぜかこのような修理が多い。
もともと減圧弁にはエアが逆流したときに設定圧よりも高い圧力の場合
エアを漏らす機能がある。
どうしてそうしているかは明確な理由がある。
レギュレーターの気圧を下げるとホースの中の気圧のほうが設定圧よりも高くなるため
減圧弁が下がらす何気圧に設定したかわからないので
エアを下げると設定圧よりも高い圧力を下げる弁が入っている。
それがバルブエレメントである。
幸い、AK-HL1250は減圧弁の中の部品も供給しているので36番のみ交換すればいいが
基本AK-HL1250Eの部品保有期間が終了したので、
部品がMAXにあっても修理は受け付けないのが現状である。
今回は自分で交換することを提案しましたが当店で直してほしいとのことで
手が空いていないので番頭に依頼し、即日終了した。
これがAK-1270E以降は部品が変わっており壊れにくくなったはずなんですが
一昨日その次のモデルのAK-1310Eで不具合が出て
MAXの修理係に問い合わせたところ1270Eと1310Eは
どちらも同じバルブエレメントを使用しているが、
エア漏れではなく圧力が上がらなくなる症状がおこるらしい。
どうもこの部品は新旧とも消耗部品っぽいので
販売店クラスが在庫を置かなくてはいけないようである。