剛床打ち、構造合板打ち、ボード打ち等でコンプレッサーが限界で使われています。
昔のコンプレッサーだったら、1~2年で壊れそうですが
リップリング方式などの対策で何とか1000時間くらいは使えるようです。
時間で言うとピンとこないと言われますので
おおよそ新築物件30棟と言うと理解される方が多いと思います。
「それだったら27坪の建売でも80坪の豪邸でも一緒か?」
と言われそうですが全く同じとは言いませんが
坪数が大きいほど1坪当たりの釘打量が少ないので
それほど大きく違わないようです。
それでも建売専門で使われる方は3年くらいで点検ランプが点いて
「汲みが遅い」とか「止まらない」と持ち込まれます。
お預かりするときに汲み上げ速度を確認するんですが
MAXのコンプレッサーの場合1270E以降はAIモードが付いていますが
根太レスで使用するハイパワーモードの方が多い。
これは寿命を著しく短くしますので使わない方がいいと思います。
このモードの場合、剛床打ちの時は良いですが
常に40気圧以上のピストンリングが摩耗しやすい状況で使うため
部品の消耗が早くなります。
「AIモードにすると圧力が上がらないから空気の送りが遅いような気がする。」
と言われる方が見えますがAIモードは使用量に応じて機械が勝手に
圧力設定を切り替えますので剛床を打っても
ハイパワーモードと変わらない作業をします。
「だったらハイパワーモードなんて付けるな!」
と言われるかもしれませんが、
これはドライバビットの「40V対応」表記がないと売り上げに影響しますので
無駄なものでもメーカーは大切な表記ですのでご理解を願います。
と言うことでAIモードの付いているコンプレッサーは常にAIモードで使用することを
故障削減のためにも、お願いいたします。
と同じで