MAXのAIモードが搭載されてからかなりの年月が経ちました。
発売当初にブログでAIモードを使うとコンプレッサーの寿命が延びますと書きましたが
MAXはそれをあまり表向きにせずAIモードは使わずにハイパワーモードのみで
使用されている方も少ないくないようです。
現在はHiKOKIもマキタにも搭載されました。
他社がパクるのは他社も認めたということ。
ところが最近AIモード搭載のコンプレッサー修理が多くなりました。
この大半が修理預かり時に「ハイパワーモード」になっています。
結果論として早期故障の原因はハイパワーモードにあると思われます。
修理返却時に「早く壊れるのでAIモードで使ってください。」
と言いますが
「ハイパワーモードの方が汲みが早いんじゃないのか?」
と拒絶気味の回答が多いです。
商売する立場からすれば、早く壊れた方がいいという解釈もありますが
お客様の大切な道具を供給する業務としては無視できません。
建前の時だけハイパワーモードにする選択もありますが
AIモードで建前に使っても打てる釘の本数なんて1気圧の違いですから
1度汲みあげる間に2~3本の違いくらいだと思いますので
AIモードのままでも気が付かないでしょう。
AIモードは汲み上げてから止まるまでの時間で再起動の圧力を変動させるので
余りエアを消費しないときは勝手に圧力が下がり
ビス打ちをしだすと勝手に再起動圧を上げます。
だから使用者は何もしなくてもOKです。
モード名は違いますが新しいHiKOKIとマキタにも装備されていますので
是非活用願います。