過去記事で何度も書きましたが
マルノコのアルミ製のベースはフライスを掛けて平面を出していますが
フライスを掛けたときに切削面が熱くなるために裏面との温度差による膨張率の差で
切削面が膨らみ、それを平面に削ってしまい冷めたときに凹む。
使用時にわずかに凹んで切ると摩擦係数が減るのでベストであるが
凹みすぎると縦挽きや面材を切るときはあまり気にならないと思いますが
幅の狭い材料を横切りするとベース中央が浮いているために
切り終りの瞬間に刃先が左に食い込んで切断木口の下奥が余分に切れてしまう。
昨日も、この件で問い合わせがありましたが
新品クレームでメーカーに交換していただいたところ
最初よりベースの凹みが酷かったようで
それを再度依頼すると、これ以上は対応できないとのこと。
各社修理部署はあるが、修理は基本部品交換が主体。
ネジでの調整くらいまでは対応しますが
歪み直しのような加工は一切しない。
それとマルノコを使ったことがないような方が修理をしているので
使い手の気持ちも分からないことが現状。
それだけに販売店の判断が唯一の妥協点なんですが・・・・。