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高圧コンプレッサーの連結 その2

今や、高圧コンプレッサーの連結は常識になっています。

もちろん1台のコンプレッサーでサブブレーカー1個分必要なので

2台連結するためには最低でもサブブレーカーが2個。

元ブレーカーが30A以上必要であることは言うまでもない。

タンク増設やタンク内の気圧を上げるよりも連結が有効なのは

”吐出量”の違いである。

吐出量と言うのは1分間に汲み上げる空気量のことである。

釘打ち機が釘を1本打つのに必要な空気量が決まっているから

永く打つには(これを早く打つにはと言うから勘違いが起きています)

汲み上げを上げれば確実に打てます。

タンクの増設だと釘が浮いたままいつまでも打っていると

タンクが大きい分、気圧の上がり方が遅くなるので逆効果。

だからMAXの5連タンクやHiKOKIやマキタの16リットルなんて

大きな効果はない。

ただ、高圧連結にあたり各社ホースの規格が違う。

同じMAXでも初期タイプはまた違う。

そのため、市場には4種類の連結ホースが存在する。

これらはタンク同士を連結することを前提としているために

タンク圧の異なる連結を避けるためのようである。

でも高圧連結ホースは吐出量を上げることが目的なので

タンク同士をつなげる必要はない。

1台の釘打ち機を最速で打つ際に1台のコンプレッサーで間に合わないから

2台を1台の釘打ち機につなぐことによりストレスをなくすことになります。

「コンプを連結したら釘打ち機が2台使えるか?」

とよく言われますが2台使うなら連結しない方が良い。

2台の釘打ち機を使い際に2台連結するとコンプ1台で釘打ち機1台使うのと同じペースと言うだけでなく

打ち方の早い方がエアを2台分使い切ってしまうので2台目を使おうとする方に

ストレスが偏ってしまいます。

そんな時は電源がある条件付きですが3台以上の連結をお勧めします。

そんな中HiKOKIの新型のコンプレッサーは

高圧連結チャックが2個付くようになっています。(チャック下の銀色の六角部分)

MAXは専用のペアソケットと連結ホース2本と専用チャック3個で3台連結ができますが

総額6万円かかりますがHiKOKIは専用チャック4個と連結ホース2本でできるので

総額4万円ほどでできるから・・・なんて宣伝し、さらに

MAX変換部品も発売したからMAXの連結ホースやコンプレッサーも使えるって

言っていますが、

当店の連結ホースは専用チャックも不要でホースは6000円台で購入できますので

3台連結でも1万数千円で3台連結2万円ほどで4台連結も可能です。

しかも変換プラグなしでHiKOKIもMAXもマキタも連結可能です。

この話を他の販売店やメーカーの営業マンに言うと

「それは壊れるよ。」

と、根拠もなく適当な否定をされることが多く

後で恥をかくことになることもありますのでご注意願います。