ノーアポで突然も持ち込まれたリョービのHW151。
いわゆる”なんちゃって三相ホゾトリ”である。
入力が三相なんですが、モーターは単相200Vのカーボンモーターが4機入っています。
依頼内容は刃物の研磨と向かって右側のモーターが回ったり回らなかったり。
この場合、ほとんどカーボン不良。
何度も言いますが「カーボン不良」は長さが短いという意味ではない。
カーボンブラシが何らかの理由で正常に働いていないこと。
早速確認しますが、カーボンの蓋はどこからも見えません。
ヅキ位置調整する際に刃を出すとモーターが抜けて
蓋が見えます。蓋を外すと
金具が出てこないのでカーボン不良確定。
金具が出てこないということはカーボンがモーターを押し付けていないので
正常な回転をさせることができません。
新品と比べると長さが半分ですが実際はラインまで(残り6mm)使えますが
今回は
木口が1/3ほど欠けていますのでOUT!
何度も言いますがカーボンブラシの木口を削るとモーターとの接地面積が変わるので
絶対に削らないでください。
ちなみに左側の横鋸のモーターもカーボン要交換でした。