いつの間にかページビューの数字が20000に迫っています。
テレビ新聞は地震の報道一色。
当店では日立工機のサーバーが動かないようで、工場は出荷停止状態。
マキタは発電機など震災時に必要な商品は出荷制限。
その他のメーカーも刻々と「出荷が遅れています。」のFAXが入ってきます。
そんな中で今週は問題を出すのをお休みしようかと思ったのですが、やっぱり出しちゃいます。
最近の建築現場、電気のコードが少ない。昔はコードだらけだったのに・・・。
床を這っているのは、ほとんどエアホース。電動工具がエア工具に変わって、
100Vのモーターが、コードレスになって、世の中変わりました。
唯一、コードが這っているのは丸のこぐらい。
照明は全部頭の上で連結しているし、充電器とスライド丸のこのコードは壁際にこっそり。
どうも造作現場の主役はエア工具のようです。エア工具と言えば釘打機。
そこで問題です。
私は修理屋なんですが、修理をしない同業者が釘打機のエア漏れ修理を預かるとすぐに、
「油切れ」とか
「パッキンが逝かれた。」
なんて言う販売店が多いようです。
私に言わせれば、そういった言い方は、
「私は修理ができません。」
といっているように聞こえます。
なぜかと言いますと、釘打機の修理のエア漏れの原因の大半が違う理由のためだからです。
さらにもっと酷いことに、
・その修理を預かる時に症状を質問しない。
・また聞いても理解できない。
・仮に理解できてもメーカーに伝えない。
・あるいは「故障」とか「動かない」とか「釘が出ない」と書いてメーカーに渡す。
これはお金の頂ける仕事ではありません。子供のお使いです。
正しく症状を伝えないと修理する担当の方は困ります。(ほとんどのメーカーの修理担当は販売店に来ません。)
私ならこんな症状で修理依頼されたらやりたくありません。
正しい修理の取り次ぎ方は
言葉の足りないお客様からうまく「どんな時に具体的にどんな症状か」と言うことを聞き出し、
担当営業がそのまま修理担当に渡すだけで済むように正確に書いて伝えなければいけません。
しかし、こんなことをする販売店は私ぐらいしかいないので、営業担当はたまにしか出さない修理を出す時、
荷札にすべて書いてあるにもかかわらず、それを読まずに
「どんな症状ですか?」
と、訊いてくるので、
「よく見てください。」
「んっ」「はい、分かりました。」(でも、何回も同じことをやっているのでわかっていない。)
話がそれてしまいましたが、
いったい、釘打機のエア漏れの大半の原因とはいったいなんでしょう。
分かった方で勇気のある方、コメントでお答えください。
解答はまた来週いたします。