昨日、大工さんの作業場に伺ったら
「今月、岩手へ職人さんと3人で仮設住宅を作りに行くよ。」
とのこと。
しかしこの大工さん地元の直営仕事が結構あるのに、被災地のために人肌脱ぎましょうという決意があるようで、
「向こうは、宿も食料も保証が無いから、仕事中の水と食料を全部確保したよ。」
「それじゃ道具なんてほどんど積めないじゃないですか。」
「道具や釘やビスもどこまでいるか分からないし・・・」
「そうですよね〜。」
「だから2台のワゴン車で行って、1台は道具を満載して、もう1台は水と食料でいっぱいだよ。」
「すごいですね〜」
「でも、地元の人や、お施主さんたちがいい人ばかりで、被災地に行くって言ったら一人2本しか買えないペットボトルの水をみんながくれて180本も集まったよ。ところで車で行ったらどれくらい時間がかかるのかな〜」
「確か東北道が50㌔規制だからノンストップでも20時間ぐらいかかると思いますけど。」
「じゃ、休みや休みに行くから倍の40時間ということにしよう。」
それにしても、何にも無いところへ長時間かけて行って、慣れない仮設住宅を建てて速やかに帰るためフルに動いて、また長旅で帰って、帰ってくると遅れてたまった仕事が待っている。
冷静に考えたら、帰ってから2日ぐらい休まないと体が戻らないんじゃないでしょうか。
でも、これも被災地への支援の一つと思って頑張るんでしょうね。
地元の方の暖かい支援、理解のあるお施主さん、こういった人にもお互いみんな支えあって行けば、必ず日本はすぐに復興します。
皆さんは被災地のために何ができますか。
自分も何ができるか考えます。
46987
