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今週の問題(モーター焼け)

電動工具や木工機械で無理をすると「モーターが焼ける」なんてことを言います。
実際モーターが焼けた機械の修理品を受けることはたまにあります。
30年くらい前はよくありました。
なぜ、現在は減ったか。
一つ目の理由は、無理をするような加工が無くなったということ。
二つ目の理由は、モーターの特性がよくなった。特に電子マルノコのようにモーターが焼けるような負荷が掛かると入力電流を制限するような機能の商品もあります。
三つ目の理由は、切れない刃物を使わなくなったことです。
おかげさまで、(本音を言うと機械が壊れたほうが仕事は増えるし新品も売れるが・・・)モーター焼けやギヤ破損・磨耗修理も激減しました。


ところでこの”モーター焼け”って正確にいうとモーターがどうなることを言うんでしょうか?


無理をすると熱くなってモーターから煙が出てきたり、変なにおいがしたりしたら注意信号。
さらに進むとモーターのパワーがなくなり、カーボン式ならカーボンからすごい火花が出続けます。


この時いったい何がどうなったのでしょうか?
カーボンブラシのない単相モーターや三相モーターでも同じです。


ヒント:モーターの線が焼ききれた訳ではありません。焼き切れたら回りません。
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