皆さんいよいよゴールデンウィークです。
でも、これを聞くといつも不愉快になります。
実は私、ゴールデンウィークを取ったことがありません。
しかし近年は5月の3〜5日はほとんどお客様が見えなくなりました。
それでも、暇な時にしかできない仕事をこの時に、こなしてきました。
今年は建材不足で仕事ができない職人さん、東北へ仮設住宅建設に行かれた方、去年よりも増して暇になりそうです。
さて今週も問題を出します。
手押鉋の問題です。
「手押鉋が頭と終わりしか削れない。」あるいは「丸く削れる」、「山に削れる」なんていう問い合わせがたまにあります。
これは、手押しの刃調整が後ろ定盤（大工さんは逆の言い方をされることが多いですが、正式には削った後に乗る方が後ろ定盤といいます。逆に手前側を前定盤といいます。）と刃物の高さがピッタリだとこんな症状になります。
だいたい、0.3mmくらい後ろ定盤より刃物の方が高いと平らに削れます。0.1mmくらい出ても真っ直ぐに削れません。
これが問題です。どうして0.3mmくらい刃が出て初めて真っ直ぐに削れるのでしょうか？
解答はまた来週
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