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インバーター発電機

最近YAHOO知恵袋でよくインバーター発電機が取り上げられています。
震災の関係で、発電機を停電時に使いたいが、インバーターが付いてないと家電製品はどうなるか?ということが心配なんでしょう。
しかし、答えは残念ながらインバーターのない発電機で家電製品を使うと故障の原因になり、発電機メーカーは一切の責任を負いません。
 マキタインバーター発電機G140IS
 インバーター搭載ありなしの違い
本来インバーターというのは周波数変換機のことを言います。
インバーター発電機は発電機で得た100Vの電気を一旦直流に代え再び交流にすることにより電力会社から得る波形により近い波形を作ります。
インバーターの無い発電機で現場工事に使用すると、よく問題があることが急速充電器の故障です。波形異常や高電圧のノイズで基板が破損します。
そのため、電子基板を搭載する機器に対応できるようにインバーター発電機というものがあります。
以前YAHOO知恵袋でこんな質問がありました。
『パソコンって精密機械ですか? インバーター式発電機を販売する業者の宣伝を見ていると「インバータ式の場合には精密機械(パソコン等)に使用できるがインバータ式でない場合にはできない」とい意味の説明をよく見かけます。(中略)インバータ式でなくても正弦波に近い波形で周波数も電圧も、正しく設計された家電製品にとっては、全く問題のない発電機もあるにも関わらず、インバータ式でないといけないがのごとき注意書きを添えているのは「利益率の高いインバータ式を多く売らんがための嘘」と疑っています。』
確かに消費者から見ると「安いものを買うと他が壊れる」なんて表現をされると、売り手の策略と取られてもいたし方ございません。
しかし、実際はインバーター式ではない発電機を販売して、これを使って充電器が壊れ両方ともマキタの商品で
インバーター式だと壊れることがあります」と言う表記をしなかったらPL法で訴えられてもマキタは勝てないでしょう。
怪しい商法の手口もたくさんありますので、売り手の言い回しには消費者は判断が難しいところもあるとは思いますが、
上場企業の記述なら消費者に訴えられるようなことは、後で大変なことになりますので、そんなに野暮な表現は無いと思います。
ただ、一部の営業マンの言い回しには証拠が残らないので、時々怪しい言い方もあります。
消費者の皆さんはどう捕らえるか?これから考えてみてください。
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