今週の問題です。
プロの大工さんは今ではこれがないと造作工事ができないと言われるくらいの道具になりました。
日立から6型の深切りタイプの電子スライドマルノコが発売されました。http://www.hitachi-koki.co.jp/powertools/products/cutter/c6rshc/c6rshc.html
深切りタイプにすると深切りではないタイプより、モーターに掛かる負担が大きいため
過負荷の時にモーターの電流を制限する装置がないとモーターが故障しやすく、当然電子タイプになります。
しかし、日立の両傾斜タイプのスライドマルノコは深切り以外でもすべて電子制御になっています。
ちなみに両傾斜ではないタイプは電子制御になっていません。（軽量モーターの7型を除く。）
これは発売当初からそうなっています。これにはある理由があるからです。
逆にマキタのスライドマルノコは発売当初、両傾斜であっても、なくても電子制御が付いていませんでした。
（現在はモーターを小さいものにしたため、モーター焼損を防ぐために電子制御タイプが出ております。）
実は、全く違う理由で日立の両傾斜スライドマルノコには電子制御にする必要があったといわれています。
今回はこれが問題です。
どうして日立の両傾斜スライドマルノコだけ電子制御になっているのでしょうか？
解答は例によって来週いたします。
211903
