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職人さん!今こそ立ち上がれ!その3

これからの職人さんには、
今後の日本の住宅建築を支える職人さんの経済環境改善のため
今後の日本の住宅建築を支える未来の職人さんを残すため
今後に向けて日本の建築技術を残すため
職場改善をみんなで協力してより良くしなければいけません。


一番は賃金ですが、ただ漠然と上げろ!と言ってもこれは無理でしょう。
お金が頂ける仕事をどうやってするか?職人さんはあくまでも技術者です。
自分の技術が生かせる場を見つけなければいけません。
一番いいのは、お客さんから自分の技術を買って頂ける仕事をするのがベストでしょう。
それが出来なければ、その技術を買ってくれる設計士・請負業・親方に付いて仕事をすることだと思いますが、
ここまでは、あまり現実的ではないかもしれませんが、職人さんのヒントになっていただければ幸いです。


住宅会社は職人さんが余ってくると、受け取り単価を下げる傾向にあります。
そのために職人さんを必要以上に集めているちょっと問題な会社もあるようです。
お客様からの坪単価を下げていないのに、下請けの賃金を下げる会社に対しては、
社会人としてのマナー・モラルを持った上で、出来ない単価の仕事は、
「申し訳ございません。」
「ごめんなさい」
と自分を悪者にして、断ることも必要かもしれません。


今、日本の職人さんの手間の需要と供給のバランスは、ほぼ均衡が保たれていると思います。
これから、被災地の復興も始まり、トヨタも来期は過去最高生産台数を目標に立てて、トヨタ関連の現場職員は休日出勤及び残業が多くなるとの見方です。
この調子ですと、職人さん不足も目の前かもしれません。
自分だけの問題ではありません。将来の職人さんの職場環境改善のためにも、一肌脱いでみてはどうでしょうか?
また、ここまで敵に回してしまった住宅会社の皆さん、
住宅会社の皆さんでも現場でお施主様のために汗水たらして頑張って頂く職人さんは不可欠です。
今後の日本の住宅を残すためにも、もう少し職人さん大切にして後継者を育てていって欲しいと思います。
”共社共存”・"共社共栄”
下請けがあるから元請が生きる。元請があるから下請けが生きる。共に手を組んで行く道が理想ではないでしょうか?
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