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マキタ2012カレンダーその2

これまでのマキタカレンダーでは現場の写真ではお得意様が何度もモデルになりました。
3年ほど前のカレンダーは一つの現場でお得意先○○建築様の木造住宅の写真が3パターン採用されていました。
マキタが撮影に関して贈る謝礼は各職人さんに、好例のマキタギフトタオルを一箱づつ配るだけというだけのものです。
さすがに親方は職人さんの手を止めさせている分には合わない謝礼にボヤいておりました。
一応、この親方の元にはマキタから数部カレンダー届けられたようですが、一応当店の名入れのカレンダーも数部お渡ししました。
数日後、この○○建築様で現場見学会がありました。
たまたま、その現場に配達を頼まれまして、現場に着いたら玄関にそのカレンダーが掛けてありました。
もちろん、そのカレンダーの一面はその○○建築様の現場を表紙代わりにして、他の現場の月にも「○○建築」と書いた付箋が付いていました。
でも、ありがたいことにマキタから届けられたカレンダーではなく、当店の名入れカレンダーでした。
親方様、ありがとうございます!

ある年のカレンダーは超仕上げカンナを使っている大工さんのモデルにお得意様の大工さんがモデルになりました。
敷居を気持ちよく削っているかの如く、幅がおよそ100mmの鉋屑が真っ直ぐ上に50cm以上上がっています。
超仕上げを使っている方なら分かると思いますが、超仕上げの鉋屑が真っ直ぐ上に50cmも上がることはありません。
実は糸をテープで貼り付けて天井から吊っていました。(写真がなくて申し訳ございません。)

またある年、住宅街にマキタのカメラマンが大きな和風住宅を見つけて、その現場の棟梁に
「カレンダーの撮影に後日お伺いしてもよろしいでしょうか?」
と、お願いしたところ、その棟梁は二つ返事でOKが出ました。
その棟梁、それがうれしかったようで、そのことを当店まで報告に来店されました。
撮影当日、撮影対象の卓上マルノコを設置して、棟梁が切っているところを撮ることになりました。
棟梁は少しでも、マキタに気を使って、直前に購入して頂いたマキタの角のみをファインダーの中に入る位置に置いて、(造作現場に不自然だと思いますが・・・)
当店の名入れ釘袋を付けて、カメラに見えるように付けて頂きました。
撮影終了後、棟梁がまた当店に来店され、
「今年はウチの名入れカレンダーを作るのをやめて、お客様にマキタのカレンダーを配るので、30部くらいちょうだいね!」
カレンダーの当店の負担金は150円です。30部で4500円分です。これはちょっと・・・・
数ヵ月後翌年のカレンダーが刷り上ってきました。
そのページを見ると棟梁が二間続きの和室で、にこやかに卓上マルノコで切断作業をしています。
でも、やっぱり画像端にある角のみは不自然です。
この現場は大黒柱が尺角を使っています。
良く見ると、当店の釘袋が見えますが、大黒柱が太くて名前が読めません。5寸柱なら名前が見えますが・・・・
それではまた。
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