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電気マルノコのお話 その1

以前コメントでマルノコの話を取り上げて欲しいとのことをお聞きしましたが、なかなか書けずに申し訳ございません。
マルノコは大工さんが使われる電動工具の中で一番使用頻度が高く、一番の稼ぎ頭とも言われています。
それだけに、微妙な機能の違いで色々な評価を頂いております。
今時、造作マルノコなんて言わないで下さい。造作マルノコはベース裏面に非常に調子の悪いスライド刃口が付いたものです。
スライド刃口はベース面よりも少し凹んでいます。
そのため化粧垂木のようなものを切り終えたとき、ベースが少し傾いて切り口に段差ができてしまいます。
今、売れ筋はベース裏面が真っ平らの造作マルノコではなく”アルミベースマルノコ”です。
現在、一番売れているマルノコはなんとリョービの電子マルノコW661ED/W571EDです。
W661EDは165mmのチップソーを付けた2寸切りの深切りタイプ
W571EDは147mmのチップソーを付けた1寸8分切りの深切りタイプです。

これだけの機能にレーザースリットチップソーが付いて2万円前後の商品ですから、安いものです。
でも、なぜ日立やマキタを差し置いてリョービなのか?
皆さんの中にも不思議に思う方も見えると思います。

「深さ調整がしっかりしていて簡単だ。」なんて言われる方も見えますが、
一番リョービが他社と違う部分は、カタログにも記載されておりませんが、持つと明らかに日立・マキタよりも持ちやすいんです。
理由は、また明日。
565800