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販売店さんにお願い(修理の預かり方)

昨日、一年目の目標の600000アクセスついにクリアしました。
これは、見てくださったすべての方のおかげです。ここまで御支援頂いた方を含め、ありがとうございました。
実は本日現在、ネタが40日分くらい貯まっております。毎日セコく小出しで行きますので、よろしくお願いいたします。


修理をしていて、いつも思うことがあります。
もし自分が下請けやメーカーの工場内で修理をしていたら、症状の分からない修理ばかりだったら、嫌だなぁと思います。
しかし、これはどこのメーカーもお客さまから直接受けていない人の修理品は症状が曖昧なものが大半なんです。
医者にかかるとき、医者は必ず
「今日はどうされましたか?」
と聞くはずですが、機械に聞いても答えてくれません。(電源を入れると「痛い!」というように聞こえる時もありますが・・・。)
患者さんが回答する場合も
「風邪を引いた。」「骨折した。」
といった回答は医者が判断することです。
正しくは「風を引いたかもしれない。」「骨折したかも?」あるいは「のどがおかしい。」「脚を負傷した。」と言うべきでしょう。
自分が修理をするときは、必ずお客様に、
「どういう風に調子が悪いですか。」
と質問しますが、お客様が、
「スイッチが壊れた!」とか「パッキンが切れた。」なんて言われる方が見えますが、これは正確な回答ではありません。
正確には「電源が入らない。」とか「エアが漏れる。」と答えるべきですが、お客さまには正しい回答はあえて求めず、お話される内容と手振りや顔の表情を含めて判断します。
ところが、修理をしない販売店の大半は症状を言われても理解しきれない方が多いため、お客様が一生懸命症状を説明しても、
修理表にお客さま名は正確に書きますが、「故障」とか「動かない」くらいしか書かないことが多いと各営業マンから聞いております。
(もっとひどいと散々説明を聞いても症状を全く書かない失礼な販売店もいるようです。)
症状の分からない修理品は必要以上に部品を交換せざるを得ません。そうすると高額修理になってしまいます。
現在の日本には、電動工具やエア工具の専門店はほとんどありません。
ですから、修理を受ける正しい能力のある販売店員はほとんどいないのが現状です。
この中でお客様に少しでも有利な修理対応をするためにも、
修理品を預かる販売店さんにお願いです。
お客様から修理品を預かる時、自分で修理をするつもりで正確にお客様の困っておられる状況を聞きだして、正確に修理表に記入して欲しいと思います。
口頭で営業マンに伝えるのはダメです。それは大半の営業マンが修理をしないからです。
口頭での伝達は次に伝える時、内容が少しづつ変わってきます。手間も余分にかかります。忘れることもあります。

また各メーカーの営業マンにもお願いします。
上記のことをきちんと販売店にお願いしてください。
そうしないとお客さまの修理代もかさみます。修理する方も大変です。自分も楽が出来るはずです。

これから修理を出そうとされる方は、この辺りを踏まえた上で、修理を出してみて下さい。
でも、一番いいのは修理する人に出すことがベストでしょう。(自画自賛です。失礼しました。)
それではまた。
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