PVアクセスランキング にほんブログ村

昨日の納品 その2

MAXの合わせまぐさ打ち機には、少しでも早く4台の釘打機にエアを供給するためにパワーバックと呼ばれる10ℓくらいのエアタンクが
表側を打つ釘打機2台に一機、裏側を打つ釘打機2台に一機設置してあります。
これによって、釘を打った後すぐに次に打つための必要なエアを迅速に供給することが出来ます。
一般の建築工事でも同様に大量のエアを必要とするようなビス打機などはなるべく太めのホースを使い、
出来るだけエアホースを短めにすることが理想となります。
ちなみに釘打機のハンドル部分とホース差込部分の間が大きくなっているものがあります。
これもパワーバックの一つです。
 マキタAN901
納品の話に戻しますが、3馬力のコンプレッサーを単独で合わせまぐさ打ち機を動かそうとしたら、
コンプレッサーが再起動しません。
本日は納品のため、修理工具が積みっぱなしの軽バンではなく、トラックのため午後から出直し、
午後から軽バンに変えて、シリンダを外すと錆がいっぱい入っていて、空気弁に錆が入ってタンクのエアがピストンに掛かり、
モーターが重くて回転できなかったようです。
全部掃除して組み直し、再試運転。
ちゃんと再起動します。
ようやく合わせまぐさ打ち機の試運転をすると
何と釘を10本くらい打っただけで釘が浮き始めます。
結局、配管の元通りに戻し、工場長に事情を話し、翌日MAXの2x4担当に相談するとのことで、本日の作業終了。


翌日、MAXの2x4担当のKさんに電話したところ
「実は私、今月で定年退職しますが、来月から独立してMAXの下請けとして今までどおり働かせていただきますのでお願いします。」
「え〜っ!Kさんがいなくなったら2x4の機械の入っているところがみんな困るからいつまでも元気で仕事を続けてください。」
「そんなことを言ってくれるのは、利兼さんだけですよ。」
「そんなことはありません。みんなそう思っていますよ。」
最近は2x4の特殊な機械設備も全く売れないようで、修理や移動出来る人がいれば、あとの人材は必要ないようです。
この後、Kさんと対策手段を相談して(内容は文面では説明できないので割愛させていただきます。)
工場長に報告して、次回実行することで、ひとまず一段落。
次回実行いたします。トラブルを解消できるよう頑張ります。
それではまた。
467644