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昨日の納品 その1

中川建築様から昨日のコメントで
「明日の記事、期待しています。」
との書き込み。
それを見て「何のことだろう?」と思いながらその前の自分のコメントで
「釘打機のパワーはホースの内径や長さによっても関係してきます。
明日2X4のパネル工場にパワー不足を解消するためにコンプレッサーの増設に行きます。
ですので、このことを踏まえた記事を書いてみます。」
と書いたのを見てようやく思い出しました。
そうです。昨日の納品の記事をネタにホースと釘打機のパワーの関係のネタを入れなければいけません。
と、言うことで本題に入ります。


一昨日、急遽中古三相200Vの三馬力コンプレッサーの納品が入りました。
当店の在庫品でしたので50000円と格安です。
朝の仕事を片付けて、トラックにコンプレッサーを積んで、配線用の機材も積んで行き先は2x4のパネル工場です。

この工場には10馬力のコンプレッサーに3馬力のコンプレッサーを繋いで合計13馬力分で作業しておりますが、
MAXの”合わせまぐさ打ち機”(38mmx89mmの材料を三枚合わせて釘を打つ機械)が釘が浮くので単独で3馬力増やすことが目的です。
この機械には、エアシリンダで2x4材を三枚合わせながら4台のMAXのマガジンの90mm釘打機が4台交互に打っていきます。
そのためにかなりのエアを消費します。
そもそも釘打機は準備完了の状態から一発目の釘を打つときは、ホースから来るエアではなく、釘打機本体の中にあるエアで打ちます。
一発目が打ち終わるとすぐに気圧の下がった釘打機内にホースから不足エアを補充します。
ですから、釘が早く打てるかどうかはここにかかっています。
早く釘打機内にエアを取り込むためには、なるべく太いホースで短いホースを使用したほうがいいことになります。
以前の記事で高圧ホースを使ったほうが早く打てるのも釘打機に、より近い位置にたくさんのエアがあるので、効果があります。


実は今回の合わせまぐさ打ち機はエアの消費量が半端ではないので、違う方法で早くエアを送り込む方式を取っています。
続きは明日。
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