先週末、3ヶ月振りにある棟梁のところに伺いました。
ここでは以前から
「飯田工業の固定定盤自動カンナの中古を探して来い。」
と、頼まれていたのですが、飯田工業のこの機械は人気商品で、なかなか流通しておりません。
この棟梁のところへ伺うたびに
「固定定盤自動カンナは見つかったか？」
と聞かれますので、そのたびに
「見つかったら、すぐに連絡しますので、連絡がないときはまだ見つからないと言うことですから、それまでお待ち下さい。」
と毎回、同じことの繰り返し。
そんな調子ですので、なかなか寄れなかったのですが、たまたま、前を通ったので寄らせていただきました。
いつもの如く
「あれは見つかったか？」
「いやぁ〜、飯田の固定定盤はなかなか出てきません。」
「だったら、他の会社のものならあるのか？」
「下平かマキタだったら出てきますが。」
「マキタは要らん。”下平”っていうのはどんな会社だ？」
「もうすでに廃業しておりますが、社長の息子さんが部品補給と修理を行っておりますから中古で購入しても問題ありません。」
「飯田が見つからんならそいつで一回見積もれ！」
その場で中古仲間に電話したら、在庫があるとのこと。
早速、写真と見積もりを週明けにお届けすることで帰社。
翌週、写真と見積もりを持って届けるも、不在。
すると、翌日電話が、
「ちょっと説明して欲しいので、今日は用事があるので明日来れるか？」
「了解しました。明日の3時ごろお邪魔します。」
（これで、半分頂き状態ですが、油断大敵、詰めが肝心です。）
翌日、棟梁の所に伺い、棟梁の不安に思ってみえる部分、機械の能力、使い方を分かりやすく説明。
また、棟梁の話されたいことをしっかり聞くこと。（これが大切です。）
「よし、契約した！」
「ありがとうございます。」
整備済みの手押カンナと合わせて受注頂きました。
しかし、これで喜んでいてはいけません。
お客様に120％使いこなせるように設置・説明することが次に課せられた私の使命です。
気を引き締めて取り掛かります。
それではまた。
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