先週、ある大工Ｔさんから電話が、
「ちょっと訊いてくる。仕事に行く途中で車をぶつけられちゃって、車に乗っていた機械が壊れちゃったので、見積もりが欲しい。」
「どの程度の事故なんですか？」
「信号待ちで止まっているところに後ろからガツンとやられて、後ろのハッチが開かないから道具も出せない。」
「人災は？」
「特にないけど、調子が悪いから病院に行っているよ。」（それって人災ですが・・・。）
「病院にはしっかり行かないと悔しい思いをするから、補償金が気の済むまでいただけるようにしっかり行ってください。」
「とにかく、保険屋さんにトシカネの携帯電話番号を教えたので、電話が行くと思うから、うまくやってね。」
「了解！」
事故で車だけでなく、積載物の補償の対象ですから、後でお客様が損をしないように、後悔しないように、
協力をしてあげなければいけません。
すぐに保険屋さんから電話が、
「○○保険ですが。」
「Ｔさんの件ですね。伺っております。」
「そちらで修理を行っていただけるということで、見積もりと、写真を御用意願います。」
「了解いたしました。進展し次第改めてお電話させていただきます。」
数日後、Ｔ大工さん、修理品を持ってきました。
意外にも、あまり外傷がないものが多いですが、後で精度が落ちて悔しい思いをするといけませんので、
精度が必要なレーザー・水平器・スライドマルノコ・卓上マルノコ・造作マルノコ・定規類はすべて全損または精度の必要な部分の総交換です。
修理工賃も通常の割引価格ではなく、こういうときは、値引きせずに限度額いっぱい頂きます。
なにせ、保険屋さんから頂きますから。
でも、自分の懐に入れるわけではありませんよ。
その分、お客様にサービスさせていただきますので。
しかし、続く時は続くものです。昨日Ｔ大工さんの相方のＧ大工さんから電話が、
「朝、仕事に行く時、信号待ちでぶつけられて・・・・。」
「・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・。」
毎度あり
それではまた。
570310
