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パネルソーの刃が途中で止まる?その1

先日、2x4のシージングマシン(壁を作る機械)の釘打機のリターン不良の修理をしていたら、
隣のパネルソーも調子が悪いので見て欲しいということで、修理終了後、伺ってみると
「3x8のOSBの中央を縦切りすると上から30cmくらいのところで刃が止まってっ切れないんですけど・・・。」
どう見ても刃が挟まっているような感じで上から30cmくらいのところが切れるというよりも毟(むし)れているような切れ方をして中断しています。
「押さえが弱いんじゃないの?」(工場長)
言われてみると材料押さえの材料に当たるゴムが半分破損しています。
「工場長、ゴムが半分ありませんが。」
「それじゃぁ、交換してください。」


後日、交換しましたが(古いゴムを取るのが大変でした。)直りません。
このパネルソーのメーカーは同じ愛知県の田中機械工業といって、パネルソーでは最高グレードのメーカーです。
しかし、この田中機械工業さん、修理屋の間では作るだけで、全く何もしないことで有名なメーカーです。
でも、マキタなどの電動工具メーカーに慣れているとおかしいような気がしますが、本来メーカーは製造者であって、メンテナンスをするのは販売業者です。
自動車でも、モータースやディーラーが修理するように、身近なところにメンテナンスをするものがいないと、ユーザーのためになりません。
住宅を守る建築業者の方々も同様だと思います。
話は逸れましたが、今回はメーカーの電話をしても埒(らち)が明きませんので、宿題にして帰る途中にピンと来まして、工場長に電話。
「ひょっとして、モーターのベルトが緩んでいませんか?」
「ちょっと待ってください・・・・。あっ!緩んでいます。」
「そのベルトを張れますか?」
「いや、交換してください。」
と言うことで、ベルトを取り寄せて交換。
しかし、それでも直りません。
状況を田中機械工業に電話しましたが、回答は
「見ないと分かりません。」
でも、メーカーを呼んだら一日(と言っても実質4時間以内)5万円くらいのとんでもない高額請求が来ます。
とても、お願いできません。
知り合いの修理屋に電話をしても
「分かりません。」
仕方なく再び、宿題にして退散。
続きは明日。
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