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直角二面カンナの送材ベルト交換 その2

昨日の続き
直角二面カンナのベルトを左右のボルトを張るほうに均等に回していきます。
するとなぜか送材ベルトの中央がモッコリ盛り上がってきます。
張れば張るほどテントを張ったように(ちょっと極端ですが)中央部分が盛り上がります。
これはリムの入っている部分になります。
ベルト中央の白い部分がリム
溝にキチッと入っていないと盛り上がりますが、触手すると間違いなく溝に入っています。
中央部が2mmほど盛り上がっていますので、直角二面として使う場合八寸幅以上のものを削ると、ねじって削れてしまいます。
どうみてもリムの大きさが違うとしか考えられません。
一度、仕入先の太洋エンジニアリングに電話をします。すると回答は
「この機械の図面に基づいて、ベルト屋さんに作って頂きましたが、確認を取ります。念のためリムと溝の寸法を確認してください。」
一度電話を切って、装着した定盤を外し、リムと溝の寸法を測ります。すると

この件をもう一度太洋エンジニアリングに伝えます。
「今回頂いたリムが1mm広くなっています。どうしましょう?」
「そのまま使って頂いて至急作り直します。工賃は弁償します。」
「でも、このままでは8寸以上のものが削れませんので、お客様が8寸以上削りたい場合は戻しますのでご了承願います。」
今度はお客様に電話
「リムが合わなかったので、このまま使って1ヶ月ほど待っていただけないでしょうか?但し8寸以上削る場合はベルトを戻します。」
「1ヶ月か・・・。悪いけど削る可能性が高いので、ベルトを戻してください。」
本日2度目のベルト交換決定!
午前中に二件修理を済ませる予定が、一件目終了で午後2時。(正確には終了していない)
それでも昼飯抜きで2件目へ
シンクスの定盤固定自動鉋であるがリターンの設定が不良のためリターンしかけると、すぐにリターンが終了してしまうようである。
この場合パラメーターの再設定が必要であるが、説明書がない。
シンクスに電話すると分かる者がいない。(先日現場に着いたら説明するので電話してくれと言われたが・・・。)
結局、何も出来ずに退散。
この日はどうも厄日であった。
それではまた。
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