先週の問題は
どうして深切りマルノコには中間ギヤが入っているのでしょうか？
でした。
即日3代目オヤジさまからの
「深切りマルノコの場合、フランジを小さくして深くまで刃が入るようにしているようにので、ノコ刃回転軸のギアも小さくする必要があるのでは。」
の部分に今回の要因があるため、正解とさせて頂きました。
もし通常のマルノコで深切り仕様にすると
・フランジの径を約10mm小さくする
・主軸のベアリングを約10mm小さくする
・主軸のギヤを約10mm小さくする
以上の必要があります。
すると主軸のギヤの回転数に合わせるためにモーター側のギヤ径も2/3くらいの径にしないといけません
しかし、ギヤ径を落とすと曲がりやすく折れやすく、またギヤの接地面積も小さくなるためギヤ歯の磨耗しやすくなります。
また、モーター芯が10mm下がって、ベースが10mm上がるとモーター径を40mm細くしなければいけません。
これは理論的に無理でしょう。
と、言うことで正解は「主軸のギヤ径を小さくするために出る弊害対策」になります。
3代目オヤジさま、おめでとうございます。
それでは明日も問題です。
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