とにかく旧インバーターと新インバーターの差込位置が全く違う。
配線図の番号と記号の関連性から1本づつ入れるところを確認しながら差し込んでいく。
幸いすべてのコードが余りなく挿すことができた。
それでは試運転する。
この機械には3つのモードがある。
行きっぱなしの「手動」
削り終わるとヘッドが10mmほど上がりリターンしてまたヘッドが元に戻って再度削れる「オートリターン」
加工指定寸法までオートリターンで少しづつ削る「全自動」
以上の加工をすべて正常に行えばOKである。
まず手動・・・OK
次にオートリターン・・・OK
最後に全自動？？？全く動かない。
とりあえず若親方に事情を話し、全自動は全く使わないことで、本日は終了。
翌週、マキタの担当が遅まきながら変更配線図を持ってくる。
良く見ると、配線した部分は間違いはなかったが、新設で配線が1本増えていた。
現場に行き、追加部分の配線を入れて、試運転すると「全自動」モードが正常に動く。
これで修理が無事終了である。
記念に写真を撮っていくが、ここには色々な思い出があった。
続く
