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オート定規のインバーター交換

「また〜」
なんて言われそうですが、貴重なデータを残すためにもこの場をお借りしますので、
本日は、つまらないネタですが、ご辛抱願います。


本日の修理は小林機械のジャンピングクロスカットソーと言って、
直径610mmのマルノコが台下から上がってきて木材を切断する機械のオプションで
材料の長さを決めるストッパーを電卓式に打ちこむとその長さまで移動して丁度ピッタリの寸法で止まるオート定規です。
今回の症状は暑くなると反対方向に動いたり全く動かなかったりと意味不明の動きをしています。
メーカーの電気関係の窓口とやり取りしましたが、確実にこの部分が悪いと特定できませんが
1.オート定規を動かしているインバーターの寿命はせいぜい10年くらいである。
2.シーケンサー(いわゆるコンピューター)には特に異常反応が見られない。
と、言うことから工場長に交換しても100%治る保証はないが、可能性が一番高く、寿命でもあることを理由に
修理依頼を頂きました。


翌日部品がきましたので交換します。

これが古いインバーターの配線です。万が一元に戻せるように写真を撮っておきます。
配線と右隣の抵抗も外します。

新しいインバーターに入れ替えます。
インバーターに同梱されている配線図を元に接続しますが、一部の配線がねじ止めではなく、
挿入式になっています。
そのため、挿入できる付属のケーブルを足してサックをかぶせて安全にします。

差し込み式のケーブルは全部で6本、穴の開いたままのケーブルが9本ありました。
間違いのないように挿入して、試運転。


特に問題がないので終了。
この後、トラブルがないことを祈っております。