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入隅カッター動画その2

前日の続きになります。
今度はリフォームで一番多く接触する部分(幅木や敷居)を削ります。
敷居や無垢の幅木は縦目に削るため、縁欠けは少ないですが、
MDFや塗装品あるいは縦見切は飛びやすいので、今回も逆送りで削ります。

ベース位置は通常で削ると前半のように入隅部分が削れずに残ってしまいます。
そのため、入隅部分を削るときはベースを後方に移動させてから削ります。
従来では、不可能に近い加工もこれで簡単にできます。
前回同様、柱部の縁欠けを気にされる場合は、差し込むフロアを当ててから、
その上をなぞるようにカッターナイフを入れておけば、ほとんど飛ばないのではないかと思います。
幅木下部や敷居下も溝加工が出来ますが、釘を削る可能性が高いので、
対策として、差し込むフロアの下を小穴カッターでしゃくっておくか、
h168さまお奨めのフロア木口を斜めカットすれば、
リスクのある下部の溝突きやフロア下部のシャクリも回避できます。
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