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入隅カッター動画その3

くどいようですがもう一日動画をご覧下さい。
今度は柱下ツラの加工をします。

まずは刃を床面まで下げるためにストッパーの六角穴ネジを緩め
微調整ネジを一番下まで下げます。
刃物をセットするときに予め、刃を一番下げた時に刃の下ツラが床ツラになるようにセットしてありますので
一番下まで下げることにより、ほぼ下ツラで決まります。
ただ、実際に削ると微妙な床の不陸や移動時のブレにより本来の6mmの溝幅よりも
若干広めに溝が突かれます。
今回が化粧面を削るわけではないので、順送り(左から右)に送ります。
15mmの溝を突き終わると残りが計算上3mm残るはずですが、
実際には残りが2〜2.5mmくらいになります。
その残りは下にシナベニアを敷いてもう一度削ってもいいですが、
バールのようなものでこじても取れます。
敷居や幅木も同様に削れますが、釘を削る可能性を避けるために
出来るだけ削らずにフロア側をいじめてください。
今回の機械は一番初期モデルで刃物径が60mmになっています。
その後の刃物径は70mmありますので、入隅以外は奥行きが最大で16mm突けます。
高さは初期設定では15mmにしてありますが、Wナットを緩めれば最大18mmくらいはOKです。
切れない刃物で無理やり切削するとVベルトが滑ったり、最悪刃物が折れたりすることもあります。
基本、”刃物は切れるだけ押す”でお願いします。
再研磨や刃付けも可能ですので、大切に使っていただきたいと思います。
危険なので、くれぐれも片手運転はお断りします。
それではまた。
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