妙なタイトルですが、これは今からする修理の出来る人のことを言います。
今回は大型のマルノコのモーター交換です。
まずはモーターを分解します。
これから新品のモーターを入れます。
外側の固定型コイルは「ステータコイル」と言いますが、マキタは「フィールド」と呼んでいます。
このコイルには銅線を巻いたものをリングにした「ターミナル」が付いています。
そのターミナルには銅線が最低限の長さしかついていないため、
フィールドが付いている状態で取り外し及び取り付けしなければいけません。
外すほうはマイナスドライバーで強引に取れますが、
はめる場合、自分の指ではどうあがいても届かないので（↓写真参照）
マイナスドライバー3本で頑張ります。
1本を右手に、もう1本を左手に、3本目はカーボンブラシの穴から突っ込んで右足で支えます。
（もう1本の足は長さが足らないので届きません。）
何とか無事取り付きました。
これを片手で行える人を昔のマキタの修理場でゴールドフィンガーと呼ばれていました。
現在は修理場ではなく色んな意味で修羅場かもしれません。
それではまた。
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