1時間離れた先の現地に向かう。
現地に付くと、お客様はどう見ても素人さんにしか見えない男女2名に際鉋の使い方を指導していた。
それを横目に自動鉋の際を外して、エンコーダーを確認する。
エンコーダーが寿命ではなくても連結している部分に問題があり、
エンコーダーが正規な回転をしていなければ、同様の症状が起こりうる。
今回はエンコーダーは正常に回転している。
念のため、外して手で回しても、デジタルがカウントしない。
これで90％エンコーダーの不良と考えられる。
残り10％はエンコーダーのデータの読み取り不良である。
その場合はお客様に腹をくくっていただくしかない。
この日は事情を話して、次の日にマキタ営業所に引き取ってその足でもう一度部品交換をする段取りとなる。
翌日、マキタ営業所で引き取り再度1時間掛けて現地入り。
こちらが新品のエンコーダー
これが今回不具合と思われるエンコーダー部分。
よく見るとコードの色が全部バラバラ。これではどれとどれを繋げばいいか？分からない。
こんな時はマキタ営業所に問い合わせる。
すると、配線用の情報が手元にあったようである。
その情報に基づき仮配線するが、新品のコネクタを切ると返品できないので、
コネクタに直接銅線を差し込んで試運転する。
電源を入れて、新品のエンコーダーを回してみる。
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右回転も左回転もデジタルが動く。リターンも厚み検知も正常に動く。
あとは、元通り納めて、電話報告して終了。
自分は欲が深いので、これで帰らず、先日この近くで納品した木工機械の試運転＆集塵配管に向かう。
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